さてすべて腐り落ちた社長宅の廃材ウッドデッキ。
あのままではすみますまい。
ここで社長、なにを考えたか素材のチョイスを「アイアンウッド」に。
アイアンウッドとはその名の通り鉄のように硬い木材。またの名をウリン材またはイペ。
東南アジアに分布し、1996年まで輸出規制がかかっていたので日本では名前こそ馴染みが薄いけど、野外のウッドデッキの材料としてはよく目にするアレです。
現地では100年持つ木材として知られ、耐水性から桟橋にも多用されるとか。
さらにこのアイアンウッド、比重が0.92~1.04…つまり水に沈む!!ABS樹脂とほぼ同じ比重!!
その硬さは加工に超硬度刃物を必要とし、専門業者ですら加工をためらう豪の者…。
社長宅の新生ウッドデッキ、果たして大丈夫なの?!
始まってしまったウッドデッキ再構築…
ハイ、前回に続いて渡邊です。
今回紹介するのは、私の休日シリーズでウッドデッキの再構築。
前回のブログを見てくれた方には、伝わっていると思うけど日曜大工で作るには、少し大きすぎるウッドデッキ。
とても一人では作れません。
例によって、お手伝いを召喚します。
今回は、手伝ってもらう友人はセミプロ!!
伊藤植木の親方イトウちゃんです。
本職は庭師なので、エクステリアの作成もお手の物。
ウッドデッキは初体験だそうですが、手際と体力が私とは段違い。
作業はドンドン進みます。
図面は前回のコレ、手書きでアップデートしました。
家側が3メートル、一番ながい辺は3m66cm。
大仕事です。
今回は水の中に入れても30年は保つハードウッドのイペを使います。
別名アイアンウッド、ぶつけると木の音のボクッって感じじゃなくて”キン”って音がします。
いざ、旧ウッドデッキ解体!その非情な現実…
工事開始は6月7日。
まずは上のデッキ部分を全て外して………
あわよくば土台(根太)の部分は再利用できるのでは……?
根太まで、腐ってました\(^o^)/デスヨネ
所詮、生まれは廃材。
今度は全部イペで作って、30年後まで保たせます。
俺も来年50才だから、次作るのは80才か。
そこまで生きてないな。
(弐号機:80歳まではイケると思いますよー!)
ちなみに、旧ウッドデッキの時にはなかったウッドフェンス
3年前に自分で作りました。(アルミの柱はプロにオーダーしましたけど)
そして始まる、ひと夏を越えての大工事……
社長(というより主に棟梁イトウちゃん)の奮闘をご覧あれ!!
6月27日、根太を立てました。
7月9日、根太の上にデッキを貼り付けます。下は防水シート。
30年後のため、足元からしっかりいきます。
7月29日、全体の7割くらい進みました。
植木の穴もしっかり確保して雰囲気も良好!!
ついに8月20日!!ウッドデッキの部分は完成!!
やったー!!!!
アイアンウッドと(イトウちゃんの)長い戦いは終わりました…。
しかし、今回はここで終わりではありません。
9月3日!
周辺のエクステリアに、7年前に中国から輸入したレンガを使います。
孫さん、孫さんの奥さん、そして山田、あの時はありがとう!!
並べて隙間や周辺にはカラ練りのモルタルで埋めます。
中国レンガの通路は非常に趣があり、シックでモダンだと思います。
おまけに、お手伝いさんが地味な作業をしている動画もございます。
本当にヒマで死にそうなときに、だけ見て下さい。
お付き合いいただきありがとうございました。
ご協力頂いた皆様に、本当に感謝します。
30年後にまた会おう、ウッドデッキ!!