Excelでよく使う関数:中級編

前回に引き続きExcelでよく使う関数を紹介いたします。

目次

Excel関数 中級編一覧

関数概要
COUNTIF(S)条件に合うデータの個数を数える
SUMIF(S)条件に合う数値を合計する
AVERAGEIF(S)平均値を求める
LEN文字数をカウントする
LEFT文字列の左側から指定した文字数を取り出す関数
CELLセルの書式、位置、または内容に関する情報を返します
FIND文字列内の特定の文字が何番目にあるか検索する

COUNTIF(範囲, 検索条件)

・範囲(検索するセルのグループ)
・検索条件(検索値)

条件が一致する値の数を取得します。
検索条件は数値の場合(20),文字の場合(“りんご”),セルを参照する場合(A3)と指定します。

COUNTIFS(範囲, 検索条件, 範囲2, 検索条件2, …)

・範囲(検索するセルのグループ)
・検索条件(検索値)
・範囲2(2つ目の検索するセルのグループ)
・条件条件2(検索値2)

複数の検索条件に一致する値の数を取得します。
検索値は演算子も使うことができるので以下を参考にしてください。

演算子意味
=等しい
<>等しくない
<より大きい
>より小さい
=<以上
=>以下

SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

・範囲(検索するセルのグループ)
・検索条件(検索する値)
・合計範囲(合計するセルが含まれるグループ)

検索条件に一致する値を加算します。

SUMIFS(合計範囲,範囲,検索条件,範囲2,検索条件2)

・合計範囲(合計するセルが含まれるグループ)
・範囲(検索するセルのグループ)
・検索条件(検索値)
・範囲2(検索するセルのグループ)
・検索条件2(検索値2)

複数の検索条件に一致する値を加算します。

AVERAGEIF(範囲,平均条件,平均範囲)

・範囲(検索するセルのグループ)
・検索条件(検索値)
・平均範囲(平均するセルが含まれているグループ)

検索条件に一致する値の平均を出します。

LEN(検索値)

・検索値(求める文字列)

※注意点※
①空白も1文字としてカウントされる。(全角、半角問わず)
②改行も1文字としてカウントされる。

LEFT(文字列,文字数)

・文字列(セル)
・文字数(左から何番目を出力)

右から持ってきたい場合は「RIGHT関数」を使う。

CELL(検査の種類, 検索値)

・検査の種類(検査コード)
・検索値(検索対象セル)

検査コード表(一部抜粋)
検査の種類戻り値
filenameファイルの名前
保存されていない場合「””」
formatセルの表示形式
protectセルがロックされている場合「1」
ロックされていない場合「0」
typeセルに含まれるデータのタイプ
空白の場合「b」
文字列定数が入力されている場合「l」
その他の値が入力されている場合「v」
widthセルの幅

FIND(検索値,検査位置)

・検索値(検索文字列)
・検査位置(検査対象セル)

まとめ

いかがだったでしょうか。
中級編になると普段使わない関数もあったと思います。
知識として覚えておきましょう。

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